特集記事 | 聖書は現代でも役立ちますか
あらゆる時代のあらゆる人に当てはまる道徳律 ― 配偶者に対する忠実
聖書の教え: 「結婚はすべての人の間で誉れあるものとされるべきです。また結婚の床は汚れのないものとすべきです」。―ヘブライ 13:4。
その益: この言葉を時代後れと考える人たちもいます。しかし,それは大きな間違いです。不忠実は,聖書が記された時代と同様,今日でも人を深く傷つけます。―箴言 6:34,35。
夫であり父親でもあるジェシーは,こう書いています。「結婚において忠実であることは,夫婦の強い絆や幸福を保つのに大いに役立ってきました。確かに,信頼は結婚生活において非常に重要なものです。不倫はそうした信頼を打ち壊します」。後に子どもたちに及ぶ悪影響については言うまでもありません。
リガヤ *は自分の結婚を危険にさらしました。こう述べています。「わたしは悪い友達と付き合い始め,夜遊びをしたり夫をだましたりするようになりました」。リガヤはそのような生き方をして幸福になりましたか。夫と絶えず口論になったので,惨めな思いをしました。さらにこう述べています。「自分が陥ってしまった厄介な状況について考えると,親がいつも言っていた『悪い交わりは有益な習慣を損なう』という言葉が正しいことを思い知らされました」。―コリント第一 15:33。
リガヤはこう続けています。「事態が悪化する前に,悪い道を歩むのをやめて聖書を学ぶことにしました。そして,今回はその教えを当てはめました」。結果はどうでしたか。結婚生活は破綻を免れ,夫はもっと親切に敬意をもって接してくれるようになりました。「聖書はわたしの生活を変えました。わたしは以前の生き方と“友達”を捨てたことを少しも後悔していません」とリガヤは言います。
^ 6節 一部の名前は変えてあります。