目もく標ひょうとは，単たんにこうなってほしいという夢ゆめではありません。目もく標ひょうには，計けい画かくすること，融ゆう通ずうを利きかせること，こつこつ働はたらくことが関かん係けいしています。

目もく標ひょうには，短たん期き的てき（数すう日じつあるいは数すう週しゅう間かん），中ちゅう期き的てき（数すうカ月げつ間かん），長ちょう期き的てき（1年ねんあるいはそれ以い上じょう）なものがあります。比ひ較かく的てき小ちいさな目もく標ひょうを幾いくつかクリアしていくことで，長ちょう期き的てきな目もく標ひょうを達たっ成せいできるということもあります。

目もく標ひょうを達たっ成せいすればするほど，自じ信しんがつき，友とも達だちが増ふえ，幸こう福ふく感かんも高たかまります。

自じ信しんがつく: 小ちいさな目もく標ひょうを達たっ成せいしていくなら，大おおきな目もく標ひょうも大だい丈じょう夫ぶ，という自じ信しんがつきます。周まわりの目めや圧あつ力りょくなど，毎まい日にち直ちょく面めんする問もん題だいも怖こわくなくなります。

友とも達だちが増ふえる: はっきりしたビジョンを持もっている人ひと，つまり，自じ分ぶんのしたいことが分わかっていて，そのために頑がん張ばっている人ひとには，自し然ぜんと友とも達だちが集あつまります。さらに，友ゆう情じょうの絆きずなを強つよめる一いち番ばんの方ほう法ほうは，同おなじ目もく標ひょうに向むかって一いっ緒しょに何なにかをすることです。

幸こう福ふく感かんが高たかまる: 目もく標ひょうに到とう達たつすると，達たっ成せい感かんを味あじわえます。

「目もく標ひょうを持もつようにしています。気きを散ちらされないし，何なにをすればよいのかが分わかります。そして，その目もく標ひょうを達たっ成せいしたときに，『やったー！ できた！』って思おもえるのは最さい高こうです」。クリストファー

聖せい書しょのアドバイス: 「風かぜや天てん気きがちょうど良よくなるのを待まっていたら，何なにも蒔まけないし何なにも収しゅう穫かくできない」。（伝でん道どうの書しょ11:4，「今こん日にちの英えい語ご訳やく」）

目もく標ひょうを決きめて達たっ成せいするために，次つぎのことをやってみます。

目もく標ひょうをはっきりさせます。目もく標ひょうにできそうなことをリストにして，やりたい順じゅんに並ならべます。

プランを立たてます。目もく標ひょうごとに:

• いつまでにやるかを決きめます。

• プロセスを考かんがえます。

• 障しょう害がいを予よ測そくし，対たい策さくを立たてておきます。

実じっ行こうします。環かん境きょうが完かん璧ぺきに整ととのうまで待まつ必ひつ要ようはありません。「どこから取とり掛かかれるだろう？」と考かんがえてみてください。そして，実じっ際さいにやってみます。プロセスごとに進すすみ具ぐ合あいを確かく認にんしましょう。

聖せい書しょのアドバイス: 「勤きん勉べんな人ひとの計けい画かくは必かならず成せい功こうにつなが[る]」。（格かく言げん21:5）