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レッスン​2

リベカはエホバを喜ばせたいと思った

リベカはエホバを喜ばせたいと思った

リベカ​は,エホバ​を​愛する​人​でし​た。夫​の​イサク​も​エホバ​を​愛する​人​でし​た。リベカ​は,どの​よう​に​し​て​イサク​に​出会い​まし​た​か。エホバ​を​喜ばせ​たい​と​思っ​て,どんな​こと​を​し​まし​た​か。

イサク​の​お父さん​は​アブラハム,お母さん​は​サラ​です。この​家族​は​カナン​に​住ん​で​い​まし​た。カナン​の​人​たち​は​エホバ​を​すうはい​し​て​い​ませ​ん​でし​た。アブラハム​は​イサク​に,エホバ​を​すうはい​する​人​と​けっこん​し​て​ほしい​と​思い​まし​た。それで,イサク​の​およめ​さん​を​さがす​ため,自分​の​しもべ(たぶん​エリエゼル)を,しん​せき​が​住む​ハラン​に​つかわし​まし​た。

リベカ​は,らくだ​に​水​を​飲ませる​ため​に​いっしょう​けんめい​に​働い​た

エリエゼル​は,アブラハム​の​ほか​の​しもべ​たち​と​いっしょ​に,とても​長い​旅​を​し​まし​た。10​頭​の​らくだ​に​食べ物​や​おくり物​を​のせ​て​行き​まし​た。イサク​の​およめ​さん​を​どの​よう​に​し​て​選ん​だら​よい​の​でしょ​う​か。エリエゼル​たち​は​ハラン​に​着く​と,井戸​の​そば​で​止まり​まし​た。もう​すぐ​人びと​が​水​を​くみ​に​来る​時間​だ​から​です。エリエゼル​は​エホバ​に​こう​いのり​まし​た。「わたし​が​わかい​女​の​人​に,水​を​ください​と​たのむ​時,もし​あなた​の​選ん​だ​人​で​あれ​ば,わたし​だけ​で​なく,らくだ​に​も​水​を​くれ​ます​よう​に」。

その​時,リベカ​が​井戸​に​やっ​て​来​まし​た。リベカ​は​とても​きれい​な​人​でし​た。エリエゼル​が「水​を​飲ませ​て​ください」と​言う​と,リベカ​は,「はい,飲ん​で​ください。らく​だ​たち​の​ため​に​も​水​を​くん​で​き​ましょ​う」と​答え​まし​た。らくだ​は​水​を​たくさん​飲み​ます。リベカ​は​水​を​くみ​に,井戸​まで​何​度​も​何​度​も​走ら​なけれ​ば​なり​ませ​ん。この​絵​の​リベカ​は,いっしょう​けんめい​に​働い​て​い​ます​ね。― エリエゼル​は,エホバ​が​いのり​を​聞い​て​くださっ​た​の​で,おどろき​まし​た。

エリエゼル​は,リベカ​に​きれい​な​おくり物​を​たくさん​あげ​まし​た。リベカ​は,エリエゼル​たち​に,「わたし​の​家​に​来​て​ください」と​言い​まし​た。エリエゼル​は,アブラハム​が​なぜ​自分​を​つかわし​た​か​を​説明​し​まし​た。エホバ​が​いのり​を​聞い​て​くださっ​た​こと​も​話​し​まし​た。リベカ​の​家族​は,リベカ​が​イサク​と​けっこん​する​こと​に​さんせい​し​ます。

リベカ​は​エリエゼル​たち​と​いっしょ​に​カナン​に​行き,イサク​と​けっこん​し​た

リベカ​は​けっこん​し​たい​と​思う​でしょ​う​か。― リベカ​は,エホバ​が​エリエゼル​を​つかわし​た​こと​を​知り​まし​た。それで,家族​が​リベカ​に,「イサク​と​けっこん​する​ため​に​カナン​に​行き​ます​か」と​たずねる​と,「はい,行き​たい​と​思い​ます」と​答え​まし​た。リベカ​は​すぐ​に​出発​し​まし​た。そして​カナン​に​着く​と,イサク​と​けっこん​し​まし​た。

リベカ​は​エホバ​の​喜ぶ​こと​を​行なっ​た​の​で,エホバ​に​祝福​さ​れ​まし​た。のち​に​リベカ​の​子孫​の​中​から,イエス​が​生ま​れ​た​の​です。あなた​も​リベカ​の​よう​に,エホバ​の​喜ば​れる​こと​を​する​なら,エホバ​は​きっと​祝福​し​て​ください​ます。

聖書​から​読み​ましょ​う