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レッスン11

イエスについて書いた人たち

イエスについて書いた人たち

この絵の人たちを知っていますか。― マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネ,ペテロ,ヤコブ,ユダ,パウロです。みんなイエスと同じころに生きていて,イエスについて書きました。どんな人たちでしたか。

どんな人か知っていますか

このうち3人は,イエスといっしょに伝道した使徒でした。だれだか知っていますか。― マタイ,ヨハネ,ペテロです。使徒マタイと使徒ヨハネはイエスをとてもよく知っていて,イエスのしょうがいについての本を書きました。使徒ヨハネは,「啓示」という本と,「ヨハネ第一」,「ヨハネ第二」,「ヨハネ第三」という手紙も書きました。聖書には,使徒ペテロが書いた2通の手紙ものっています。それは「ペテロ第一」と「ペテロ第二」です。ペテロは第二の手紙の中で,天からエホバの声が聞こえた時のことを書きました。エホバはイエスについて,「これはわたしの子です。わたしはこの子を愛し,ほこらしく思っています」と言いました。

イエスについて書いた人たちは,ほかにもいます。その一人はマルコです。マルコは,イエスがたいほされた時,たぶんその場所にいて,起きたことを全部見たのでしょう。ルカもイエスについて書きました。ルカはお医者さんでした。イエスが死んだあとにクリスチャンになったようです。

この絵には,イエスの弟が二人います。その二人も聖書を書きました。だれだかわかりますか。― ヤコブユダです。二人は最初,イエスを信じていませんでした。イエスは少し頭がおかしい,とさえ思いました。でも,あとでイエスを信じるようになって,クリスチャンになりました。

聖書を書いた人がもう一人います。パウロです。パウロはクリスチャンになる前,サウロとよばれていました。クリスチャンのことが大きらいで,とてもいじわるなことをしていました。パウロがなぜクリスチャンになろうと思ったのか,知っていますか。― ある日,パウロが道を歩いていると,とつぜん天から声が聞こえました。それはイエスの声でした。「わたしを信じる人たちに,どうしてひどいことをするのですか」とイエスから言われたのです。このあと,パウロは心を入れかえて,クリスチャンになりました。そして,「ローマ」から「ヘブライ」まで,聖書の14の本を書きました。

わたしたちは毎日,聖書を読みますね。聖書を読むと,イエスのことがいろいろとわかります。イエスについて,もっと知りたいと思いませんか。―