聖せい書しょに書かかれている通とおり，人ひとは「寿じゅ命みょう[が]短みじかく，悩なやみの多おおい日ひ々びを送おくります」。（ヨブ 14:1）神かみは人にん間げんがそのような人じん生せいを送おくることを望のぞんでいるのでしょうか。そうでないなら，何なんのために人にん間げんを造つくり，どう生いきてほしいと思おもっているのでしょうか。聖せい書しょの答こたえを知しるとうれしくなるでしょう。

1. エホバは私わたしたちにどんな人じん生せいを送おくってほしいと思おもっている？

エホバは私わたしたちが最さい高こうの人じん生せいを送おくることを願ねがっています。最さい初しょの人にん間げんであるアダムとエバを創そう造ぞうした時とき，2人ふたりをエデンの園そのという美うつくしい楽らく園えんに住すまわせました。そして「2人ふたりを祝しゅく福ふくし」，こう言いいました。「子こを生うみ，増ふえて，地ち上じょう全ぜん体たいに広ひろがり，地ち球きゅうを管かん理りしなさい」。（創そう世せい記き 1:28）エホバは人にん間げんが子こ供どもを持もち，楽らく園えんを地ち球きゅう全ぜん体たいに広ひろげて，動どう物ぶつの世せ話わをすることを望のぞんでいました。エホバが思おもい描えがいていたのは，全すべての人ひとがいつまでも若わか々わかしく健けん康こうなまま永えい遠えんに生いきることでした。

今いまのところそのようにはなっていませんが， a 神かみの考かんがえは変かわっていません。（イザヤ 46:10，11）神かみは今いまでも，自じ分ぶんに従したがう人ひとたちが何なにも問もん題だいのない地ち球きゅうで永えい遠えんに生いきることを望のぞんでいます。（啓けい示じ 21:3，4を読よむ。）

2. 今いまどうすれば有ゆう意い義ぎな人じん生せいを送おくれる？

人にん間げんは「神かみの導みちびきが必ひつ要よう」です。神かみを知しって崇すう拝はいしたいという気き持もちを持もつように造つくられています。（マタイ 5:3-6を読よむ。）神かみが望のぞんでいるのは，私わたしたちが神かみと友とも達だちになり，「神かみの道みちをひたすら歩あゆみ，神かみを愛あいし，心こころを尽つくし」て神かみに仕つかえることです。（申しん命めい記き 10:12。詩し編へん 25:14）そのようにすると，たとえいろいろな問もん題だいがあったとしても，本ほん当とうに幸しあわせになれます。エホバのために生いきるなら，有ゆう意い義ぎで目もく的てきのある人じん生せいを送おくれます。

 4. エホバが望のぞんでいることは変かわっていない

詩し編へん 37編へん11，29節せつとイザヤ 55章しょう11節せつを読よんで，次つぎのことを考かんがえましょう。

• エホバが人にん間げんのために望のぞんでいることは変かわっていないと，どうして分わかりますか。

5. エホバのために生いきるなら有ゆう意い義ぎな人じん生せいを送おくれる

 まとめ

エホバは，私わたしたちが何なにも問もん題だいのない地ち上じょうでいつまでも幸しあわせに暮くらすことを望のぞんでいる。心こころを尽つくしてエホバのために生いきるなら，今いまでも有ゆう意い義ぎな人じん生せいを送おくれる。

復ふく習しゅう

• エホバはアダムとエバを創そう造ぞうした時とき，どんなことを望のぞんでいましたか。

• 神かみが人にん間げんのために望のぞんでいることは変かわっていないと，どうして分わかりますか。

• どうすれば有ゆう意い義ぎな人じん生せいを送おくれますか。