YOUNG PEOPLE
10: 信頼性
どういうことですか
信頼性のある人は,親や友人,上司から高い評価を受けます。ルールや約束を守り,うそをつきません。
なぜ大切ですか
ほとんどの場合,親からどれほどの自由を認めてもらえるかは,今まで得てきた信用度と比例します。
「親に信頼してもらう一番の方法は,親の前であってもなくても人として責任ある行動を取ることです」。サライ
聖書のアドバイス: 「いつも立派に行動してください」。(ペテロ第一2:12)
何ができますか
信頼してもらうにしても,失った信用を取り戻すにしても,次のアドバイスは役に立ちます。
正直に話します。うそをつくと,一発で人からの信用を失います。逆に,いつも正直かつオープンに話し,自分が失敗したときにもそうするなら,他の人から信頼してもらえるようになります。
「何もないときは正直でいられます。でも,自分に不都合なときでも正直であるなら,より信頼されるようになります」。ケイマン
聖書のアドバイス: 「何事においても正直に行動したいと願っています」。(ヘブライ 13:18)
信頼できる人になります。米国のある調査によれば,人事担当者の78%が信頼性を「新入社員に求める素質のトップ3」に挙げています。今から信頼できる人になっておけば,大人になってからもうまくやっていけるでしょう。
「親にガミガミ言われる前に,きちんと家事を行うと一目置かれます。進んで行えば行うほど,親は信頼してくれるようになります」。サラ
聖書のアドバイス: 「私はあなたが応じてくれることを確信して……います。あなたは私が言う以上のことをしてくれるに違いありません」。(フィレモン 21)
継続は力です。見てすぐに分かる体の成長とは違い,感情面やメンタル面での成長を分かってもらうには時間がかかるものです。
「親や他の人たちの信頼をすぐに得ることができる特効薬のようなものはありません。責任ある行動を取り続けることで,どんどん信頼してもらえるようになります」。ブランドン
聖書のアドバイス: 「辛抱強さを身に着けましょう」。(コロサイ 3:12)