1-2. 多おおくのエホバの証しょう人にんは，どんな問もん題だいに直ちょく面めんしていますか。

 使し徒とパウロはテモテに，自じ分ぶんの奉ほう仕しを十じゅう分ぶんに行おこなうよう励はげましました。この言こと葉ばは，クリスチャン全すべてにも当あてはまります。（テモ二に 4:5）私わたしたちは皆みな，パウロのアドバイスを真しん剣けんに受うけ止とめています。でも，問もん題だいにぶつかることがあります。多おおくの兄きょう弟だい姉し妹まいにとって，伝でん道どうを行おこなうには大おおきな勇ゆう気きが必ひつ要ようです。（テモ二に 4:2）私わたしたちの活かつ動どうが制せい限げんされたり禁きん止しされたりしている地ち域いきに住すんでいる兄きょう弟だいたちのことを考かんがえてみてください。そうした兄きょう弟だいたちは，捕つかまる危き険けんを冒おかして伝でん道どうを行おこなっているのです。

² エホバに仕つかえる人ひとたちは，さまざまな問もん題だいを経けい験けんします。心こころが折おれそうになることもあるでしょう。例たとえば，家か族ぞくが生いきていくのに必ひつ要ようなものを手てに入いれるために，長ながい時じ間かん働はたらかなければならない人ひとは少すくなくありません。もっと奉ほう仕しに出でたいと思おもっても，週しゅう末まつには疲つかれ切きっています。また，持じ病びょうがあったり年としを取とったりして，できることがかなり限かぎられている人ひともいます。家いえから出でられないことさえあります。自じ分ぶんには価か値ちがない，という気き持もちに苦くるしめられている人ひともいます。中ちゅう東とうに住すむメアリー姉し妹まいはこう言いいます。 b 「ネガティブな感かん情じょうと闘たたかうのに力ちからを使つかい切きってしまうんです。そうすると，奉ほう仕しに行いく時じ間かんもエネルギーもなくなってしまって，自じ分ぶんはだめだ，という気き持もちになります」。

3. この記き事じではどんなことを考かんがえますか。

³ 私わたしたちがどんな問もん題だいに直ちょく面めんしているとしても，エホバは私わたしたちに力ちからを与あたえて，私わたしたちがそうした問もん題だいに対たい処しょし，状じょう況きょうの許ゆるす範はん囲いでエホバに仕つかえ続つづけられるようにしてくださいます。では，エホバはどのように私わたしたちを助たすけてくださるでしょうか。その点てんについて考かんがえる 前まえに，エホバがどのようにパウロとテモテを助たすけたかを考かんがえてみましょう。2人ふたりはエホバから力ちからを与あたえられたので，問もん題だいがあっても奉ほう仕しを十じゅう分ぶんに行おこなうことができました。

4. パウロはどんな問もん題だいにぶつかりましたか。

⁴ パウロは多おおくの問もん題だいにぶつかりました。殴おう打だされたり，石いしを投なげ付つけられたり，拘こう禁きんされたりした時ときには，特とくに力ちからが必ひつ要ようでした。（コリ二に 11:23-25）また，ネガティブな感かん情じょうと時とき折おり闘たたかわなければならなかったことを認みとめています。（ロマ 7:18，19，24）そして，体からだに刺さされた「1つのとげ」を忍にん耐たいしなければなりませんでした。それを取とり除のぞいてくれるよう，神かみに熱ねつ烈れつに求もとめるほどつらかったのです。（コリ二に 12:7，8）

5. パウロはいろいろな問もん題だいに直ちょく面めんしながらも，どんなことを成なし遂とげましたか。

⁵ エホバはパウロに力ちからを与あたえ，いろいろな問もん題だいがあっても奉ほう仕しを続つづけられるように助たすけました。パウロがどんなことを成なし遂とげたか，考かんがえてみましょう。例たとえば，ローマで家いえに拘こう禁きんされていた時ときには，ユダヤ人じんの指し導どう者しゃたちや，恐おそらく政せい府ふの高こう官かんたちに対たいして良よい知しらせを熱ねっ心しんに伝つたえました。（使し徒と 28:17。フィリ 4:21，22）親しん衛えい隊たいの多おおくの兵へい士しや，訪たずねてくる全すべての人ひとにも伝でん道どうしました。（使し徒と 28:30，31。フィリ 1:13）また，パウロはその時じ期きに，聖せいなる力ちからに導みちびかれて何なん通つうもの手て紙がみを書かきました。その手て紙がみは，現げん代だいに至いたるまで真しんのクリスチャンの助たすけとなっています。さらに，パウロの手て本ほんによってローマの会かい衆しゅうは強つよめられ，兄きょう弟だいたちは「恐おそれることなく，ますます勇ゆう敢かんに神かみの言こと葉ばを語かた」るようになりました。（フィリ 1:14）パウロは，望のぞむほど多おおくのことを行おこなえないこともありましたが，その状じょう況きょうでできる限かぎりのことを行おこないました。それで，「良よい知しらせはとどめられるどころか，かえって広ひろま」りました。（フィリ 1:12）

6. コリント第だい二に 12章しょう9，10節せつからすると，パウロが奉ほう仕しを十じゅう分ぶんに行おこなえたのはなぜですか。

⁶ パウロは，エホバへの奉ほう仕しで行おこなえたことは全すべて，神かみの力ちからのおかげであって，自じ分ぶんの力ちからによるのではない，ということが分わかっていました。神かみの力ちからは「人ひとが弱よわい時ときにこそ……完かん全ぜんに発はっ揮きされる」ことを認みとめていたのです。（コリント第だい二に12:9，10を読よむ。）エホバは聖せいなる力ちからを用もちいてパウロを強つよめました。そのおかげで，パウロは迫はく害がい や拘こう禁きんなどの問もん題だいがあっても，奉ほう仕しを十じゅう分ぶんに行おこなうことができました。

7. テモテは奉ほう仕しを十じゅう分ぶんに行おこなうために，どんな問もん題だいに立たち向むかう必ひつ要ようがありましたか。

⁷ パウロと共ともに働はたらいた若わかいテモテも，神かみの力ちからに頼たよって奉ほう仕しを行おこなう必ひつ要ようがありました。テモテは，宣せん教きょう者しゃとしてパウロと共ともに長ながい旅たびをしました。さらに，さまざまな会かい衆しゅうを訪ほう問もんして励はげましを与あたえるために，パウロによって派は遣けんされました。（コリ一いち 4:17）テモテは，この務つとめを果はたすのに自じ分ぶんはふさわしくない，と感かんじたかもしれません。パウロがテモテに対たいして，「あなたが若わかいからといって，誰だれにも見み下くだされないようにしなさい」と勧すすめたのは，そのためだったのでしょう。（テモ一いち 4:12）またこの時じ期き，テモテも体からだに1つのとげを抱かかえていました。「度たび々たびかかる病びょう気き」に悩なやまされていたのです。（テモ一いち 5:23）それでもテモテは，エホバの強きょう力りょくな聖せいなる力ちからの助たすけがあれば，良よい知しらせを広ひろめ，仲なか間まの兄きょう弟だいたちに仕つかえることができる，ということが分わかっていました。（テモ二に 1:7）

8. エホバはご自じ分ぶんに仕つかえる現げん代だいの人ひとたちをどのようにして強つよめていますか。

⁸ 現げん代だい，エホバはご自じ分ぶんに仕つかえる人ひとたちが忠ちゅう実じつに仕つかえ続つづけられるように，「普ふ通つうを超こえた力ちから」を与あたえてくださっています。（コリ二に 4:7）エホバはどんな方ほう法ほうで私わたしたちを強つよめ，忠ちゅう実じつを保たもてるようにしてくださるでしょうか。4つの助たすけを考かんがえてみましょう。祈いのり，聖せい書しょ，仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まい，宣せん教きょうです。

9. 祈いのりはどのように助たすけとなりますか。

⁹ 祈いのり。エフェソス 6章しょう18節せつでパウロは，「どんな時ときも」神かみに祈いのるよう勧すすめています。そうすれば，神かみは祈いのりに答こたえて私わたしたちに力ちからを与あたえてくれます。ボリビアに住すむジョニー兄きょう弟だいは，次つぎ々つぎに試し練れんが降ふり掛かかってきた時とき，エホバの支ささえを経けい験けんしました。妻つまと両りょう親しんが同どう時じに重おもい病びょう気きになったため，兄きょう弟だいはその3人にんを世せ話わしなければならなくなりました。母はは親おやは亡なくなり，妻つまと父ちち親おやが回かい復ふくするまでには長ながい時じ間かんがかかりました。ジョニー兄きょう弟だいは振ふり返かえってこう言いいます。「不ふ安あんや心しん配ぱいに押おしつぶされそうになった時ときには，具ぐ体たい的てきに祈いのることがいつも助たすけになりました」。兄きょう弟だいは忍にん耐たいするための力ちからをエホバから与あたえられました。ボリビアで長ちょう老ろうとして奉ほう仕ししているロナルド兄きょう弟だいは，母はは親おやががんになったと知しらされました。母はは親おやは1カ月げつ後ごに亡なくなりました。兄きょう弟だいがその状じょう況きょうに対たい処しょする上うえで，何なにが助たすけになりましたか。こう言いっています。「エホバに祈いのって自じ分ぶんの気き持もちを全すべて打うち明あけることができました。エホバは私わたしのことをほかの誰だれよりも，そして私わたし自じ身しんよりもよくご存ぞんじなんです」。私わたしたちも時ときには，もう無む理りだと感かんじることや，何なんと祈いのったらよいか分わからないことがあるかもしれません。しかしエホバは，考かんがえや気き持もちを言こと葉ばにするのが難むずかしい時ときにも祈いのるようにと勧すすめてくださっています。（ロマ 8:26，27）

10. ヘブライ 4章しょう12節せつからすると，聖せい書しょを読よんでじっくり考かんがえることが重じゅう要ようなのはなぜですか。

¹⁰ 聖せい書しょ。私わたしたちもパウロと同おなじように，聖せい書しょから力ちからと慰なぐさめを得えることができます。（ロマ 15:4）聖せい書しょを読よんでじっくり考かんがえるなら，エホバは聖せいなる力ちからを用もちいて，聖せい書しょの言こと葉ばが今いまの自じ分ぶんの状じょう況きょうにどのように当あてはまるかを理り解かいできるように助たすけてくれます。（ヘブライ 4:12を読よむ。）先さきほどのロナルド兄きょう弟だいはこう言いっています。「聖せい書しょを毎まい晩ばん読よむことを習しゅう慣かんにしていて，本ほん当とうに良よかったと思おもいます。エホバがどんな方かたか，またご自じ分ぶんに仕つかえる人ひとたちにどのように愛あいをもって接せっしてきたかをいろいろと考かんがえます。そうすると力ちからが湧わいてきます」。

11. 夫おっとを亡なくした姉し妹まいは，聖せい書しょからどのように力ちからを得えましたか。

 ¹¹ 聖せい書しょについてじっくり考かんがえるなら，自じ分ぶんの状じょう況きょうに対たいして正ただしい見み方かたを持もつこともできます。夫おっとの死しを悲かなしんでいる姉し妹まいに，聖せい書しょがどのように役やく立だったかを考かんがえてみましょう。姉し妹まいは1人ひとりの長ちょう老ろうから，ヨブ記きを読よんでみるよう勧すすめられたので，そうしました。初はじめは，間ま違ちがった考かんがえ方かたをしているヨブに腹はらが立たち，心こころの中なかでこう言いいました。「ヨブ，そんな考かんがえ方かたをしたらだめじゃない！」 でもその時とき，姉し妹まいはふと気き付づきました。自じ分ぶんもヨブと同おなじような考かんがえ方かたをしていたのです。このことがきっかけで，姉し妹まいは自じ分ぶんの見み方かたを調ちょう整せいすることができ，夫おっとを失うしなった悲かなしみに対たい処しょする力ちからを得えることができました。

12. エホバは私わたしたちに力ちからを与あたえるために，仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいをどのように用もちいますか。

¹² 仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まい。エホバは，わたしたちに力ちからを与あたえるために，仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいを用もちいることもあります。パウロは，仲なか間まのクリスチャンと「励はげまし合あう」ことを心こころから願ねがっている，と書かきました。（ロマ 1:11，12）前まえに出でてきたメアリー姉し妹まいは，仲なか間まとの交こう流りゅうを大たい切せつにしています。こう言いっています。「エホバは，私わたしが抱かかえている問もん題だいを知しらない兄きょう弟だい姉し妹まいも用もちいて助たすけてくれます。そうした兄きょう弟だい姉し妹まいからの励はげましの言こと葉ばやカードが，まさに私わたしが必ひつ要ようとしていたものだったということがあります。自じ分ぶんと同おなじような問もん題だいと闘たたかっている姉し妹まいたちに話はなしを聞きいてもらうことや，そうした姉し妹まいたちの経けい験けんから学まなぶことも助たすけになっています。そして，長ちょう老ろうたちのおかげで，自じ分ぶんは会かい衆しゅうの中なかで大たい切せつな存そん在ざいだ，と感かんじることができています」。

13. 集しゅう会かいで強つよめ合あうために何なにができますか。

¹³ 集しゅう会かいは，励はげまし合あうとても良よい機き会かいとなります。集しゅう会かいの際さいには，自じ分ぶんの方ほうから心こころからの気き遣づかいや感かん謝しゃの言こと葉ばを伝つたえて，仲なか間まを強つよめるようにしましょう。集しゅう会かいの前まえに長ちょう老ろうのピーター兄きょう弟だいは，夫おっとがエホバの証しょう人にんではない1人ひとりの姉し妹まいにこう言いいました。「こうして姉し妹まいの姿すがたを見みるだけで，本ほん当とうに励はげまされます。6人にんの子こ供どもに支し度たくをさせて，コメントの準じゅん備びまでさせているんですから」。姉し妹まいは，目めに涙なみだを浮うかべながらこう言いいました。「兄きょう弟だい，ありがとうございます。今日きょうの私わたしが本ほん当とうに必ひつ要ようとしていた言こと葉ばでした」。

14. 宣せん教きょうに参さん加かすることは，どのように助たすけとなりますか。

¹⁴ 宣せん教きょう。私わたしたちは聖せい書しょの真しん理りを人ひとに伝つたえると，相あい手ての反はん応のうがどうであれ，爽さわやかになり，元げん気きが出でます。（格かく 11:25）ステイシー姉し妹まいは，宣せん教きょうが本ほん当とうに力ちからになることを経けい験けんしました。家か族ぞくの1人ひとりが排はい斥せきされた時とき，姉し妹まいは悲かなしみに打うちひしがれ，自じ分ぶんにできることがもっとあったのではないか，と考かんがえ続つづけました。ほかのことは考かんがえられませんでした。こうした状じょう況きょうに対たい処しょする上うえで何なにが役やく立だったでしょうか。宣せん教きょうです。伝でん道どうに参さん加かすることで，助たすけを必ひつ要ようとしている区く域いきの人ひとたちに思おもいを向むけられるようになりました。姉し妹まいはこう言いっています。「ちょうどその頃ころ，エホバは私わたしがある人ひとと一いっ緒しょに聖せい書しょを勉べん強きょうできるようにしてくれました。その人ひとはとても速はやく進しん歩ぽしました。本ほん当とうに力ちからづけられました。心こころを穏おだやかに保たもつ上うえで一いち番ばん役やくに立たっているのは，宣せん教きょうだと思おもいます」。

15. メアリー姉し妹まいの言こと葉ばから何なにを学まなべますか。

¹⁵ さまざまな事じ情じょうから，自じ分ぶんは宣せん教きょうを十じゅう分ぶんに行おこなえていない，と感かんじることもあるでしょう。そう感かんじる時ときには，ベストを尽つくすならエホバが喜よろこんでくださる，ということを思おもい出だしてください。先さきほどのメアリー姉し妹まいのことを考かんがえてみましょう。姉し妹まいは外がい国こく語ごが話はなされる地ち域いきに引ひっ越こした時とき，自じ分ぶんは役やくに立たっていない，と感かんじていました。こう 言いっています。「しばらくの間あいだは，簡かん単たんなコメントをすることや，聖せい句くを朗ろう読どくすることや，奉ほう仕しでパンフレットを渡わたすことぐらいしかできませんでした」。姉し妹まいは，その言げん語ごが上じょう手ずに話はなせる人ひとたちと自じ分ぶんを比ひ較かくして，がっかりしていました。でも，姉し妹まいは考かんがえ方かたを変かえました。言げん語ごが上じょう手ずに話はなせなくても，エホバに用もちいていただけると思おもえるようになりました。こう言いっています。「命いのちを救すくう真しん理りはとてもシンプルなものですが，人ひとの生いき方かたを変かえる力ちからがあります」。

16. 家いえから出でられないとしても，どうすれば力ちからが得えられますか。

¹⁶ たとえ家いえから出でられないとしても，宣せん教きょうに参さん加かしたいと思おもっているなら，エホバはその願ねがいを理り解かいし，喜よろこんでくださいます。エホバは，介かい護ごを行おこなってくれる人ひとや医い療りょう関かん係けい者しゃに伝でん道どうできるよう，機き会かいを与あたえてくれるかもしれません。今いまできることを昔むかしできたことと比ひ較かくするなら，がっかりしてしまうでしょう。しかし，エホバが今いまも助たすけてくれていることを考かんがえるなら，どんな試し練れんも喜よろこびをもって忍にん耐たいするための力ちからが得えられるでしょう。

17. 伝でん道どうの書しょ 11章しょう6節せつからすると，すぐに良よい結けっ果かが見みられないとしても，宣せん教きょうを続つづけるべきなのはなぜですか。

¹⁷ 私わたしたちがまいた真しん理りの種たねのうち，どれが根ねを下おろして成せい長ちょうするかは分わかりません。（伝でん道どうの書しょ11:6を読よむ。）例たとえば，80代だいのバーバラ姉し妹まいは，電でん話わや手て紙がみで定てい期き的てきに伝でん道どうを行おこなっています。姉し妹まいはある手て紙がみに，「ものみの塔とう」2014年ねん3月がつ1日ついたち号ごうを同どう封ふうしました。その号ごうには，「あなたのために神かみがしてくださったこと」という記き事じが載のっていました。姉し妹まいは知しりませんでしたが，その手て紙がみを受うけ取とったのは，以い前ぜんはエホバの証しょう人にんだった夫ふう婦ふでした。2人ふたりはその雑ざっ誌しを何なん度ども何なん度ども読よみました。夫おっとは，エホバから語かたり掛かけられているように感かんじました。2人ふたりは集しゅう会かいに出しゅっ席せきし始はじめ，やがて27年ねんぶりに活かっ発ぱつなエホバの証しょう人にんになりました。1通つうの手て紙がみから喜よろこばしい結けっ果かが生しょうじたことを知しって，バーバラ姉し妹まいはどれほど励はげまされ，強つよめられたことでしょう。

18. 神かみから力ちからを与あたえていただくために，何なにができますか。

¹⁸ エホバは，さまざまな仕し方かたで私わたしたちに力ちからを与あたえてくださいます。祈いのり，聖せい書しょ，仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まい，宣せん教きょうです。こうした助たすけを活かつ用ようするなら，エホバを信しん頼らいしていることを示しめせます。エホバは私わたしたちを助たすける力ちからを持もっていて，そうしたいと願ねがっています。では，これからも天てんのお父とうさんエホバへの信しん頼らいを示しめしていきましょう。エホバは，「心こころの全すべてがご自じ分ぶんに向むいている人ひとの力ちからになろうとして」いるのです。（代だい二に 16:9）